皆さま、こんにちは。
米GEと云えば、
多国籍コングロマリット企業として名を馳せているが、
主力エネルギー事業は、時代の変化と共に、
人員転換等を迫られている。
小生の携わる仕事の中には、
所謂「重電」絡みの仕事がある。
それは、火力・水力等の発電所や送電網に於ける変電設備等に関わる
仕事をさせてもらっているが、正直、仕事量は激減している。
即ち、上記ロイターの記事は満更うそではなく、
需要の変化が起きている証拠と云える。
また、こういうインフラ設備を生業とする事業者も
特に日本では、20年前には出来たものが今は出来ない(と云うより作るのにコストが桁違いにかかる(即ち時間もかかるという事))。
そんな中、こんな記事が出た。
再生可能エネルギーや鉄道インフラ等を輸出しようと
政府と一体になって考えている様ですが、
ロシアや中国の巨大インフラ関連企業とどう渡り合って行こうとしているのかが
まるで見えてこない。
規模でもコストでも、そして能力でも
今となっては到底太刀打ち出来ないところまで我が国の能力は
下がってしまったと言って過言ではないだろう。
矢継ぎ早で急ごしらえの中小企業支援政策を見ても分かるように、
製造業の実態を予測する事無く、今まで放置していたツケが、
これからもっと現実のものとして見えて来るだろう。
そんな中、米GEの仏工場の経営判断は当然の事と言えそうです。
では。