皆さま、こんにちは。
朝も早よから、始発電車に乗り込む人たちの
人間模様を追った番組「始発物語」。
小生も生花市場の仲卸で働いていた時は、
よく始発電車のお世話になった。
昨日は「京王八王子駅」の始発で、
今日は「都電荒川線三ノ輪橋駅」の始発だった。
(どうも取材日は週明け「月曜日」の始発の様です)
どちらも共通して言えた事は、
朝一番に出なければならない職種の方々の高齢化という点である。
朝一番に出社する職種として、
① ビルや施設の清掃する方たち。
② 朝食から提供する飲食店の方たち(学校給食や社食等含む)。
③ 市場や運送業界で出社が早い方たち。
④ 教職員等早くに行って準備をしなければならない方たち。
・・・が取材対象となっています。
都内にはオフィスビルが乱立し、たくさんの方々が仕事をされているが、
その人たちを陰で支えている人たちが、こうやって始発に乗り込んで、
いち早く街を立ち上げている事が分かる。
しかし、ここにも「高齢化」の波が押し寄せ、
取材を受ける方々は皆、70歳代以上の方々である(中には若い方もいるが少数派)。
今日の放映で84歳の女性が、今年で清掃の仕事を辞めると言っていたが、
では10年後、どれだけの人がこの様な働き方をされているのだろうか?と
正直、考えてしまう・・・。
また、地下鉄のトイレがキレイに保たれているのは、
こういう方々のお陰である事を思って、用を足す人がどれだけいるか?
美味しい朝食も、きれいな地下通路やトイレも
支えている人たちの事を考えて、
弁えて利用しようと改めて感じている。
では。