皆さま、こんにちは。
大企業では昭和型(終身)雇用の崩壊が囁かれる昨今、
小生の様な中小・零細企業は生きて行くために
日々努力をしている事を「下町ロケット」になぞって記事にしてある。
どうして東京の製造業が無くならないかは、
昔から言われているが、
「モノが揃う」事です。
東京23区内には、各種、素材・部品商社が集中し、
供給メーカーに影響力を持っているので、
ネットワークがインターネット時代前から発達していて、
エンドユーザーの要求を迅速に対応出来る能力がある。
それと忘れてならない事は、
昭和の高度経済成長期から連綿と引き継がれた知識は、
「製造業とは何ぞや」という、
共通認識が各社で持ち合わせている事も大きいところ。
「餅は餅屋」と云う諺があるように、
その道の専門が23区内には点々と残っていて、
ネットワークが繋ぎ合わせているからこそ、
「メイド・イン・トウキョウ」が存在する事になる。
記事にも書いてあるが、
東京を含む各県に点在する企業城下町がしぶとく生きているうちに
次世代にこのシステムを引き継がなければ
本当の意味で日本の製造業は終焉を迎える事になるだろう。
では。