皆さま、こんにちは。
ウクライナ問題が
逆にNATOの東方拡大へと繋がる動きになって来ました。
フィンランドがNATOに加盟できるには
既存のNATO諸国(30か国)の承認を経なければなりません。
その中にはロシアとの関係が深い
トルコがある事を忘れてはいけません。
トルコは今回のロシアによるウクライナ侵攻に対して
国連決議では「賛成」しています。
しかし、ロシアとは人的にも経済的にも繋がりが深く
新規原子力発電所建設にS400防空システム配備、
トルコストリーム・ガスパイプライン稼働という
側面もあります。
今回の問題でもロシア・ウクライナの仲介役として
最初に会談の場を設定したのはトルコでした。
トルコの果たす役割の大きさが
今回のNATO加盟申請で見えて来たと
言って良さそうです。
やはり、ここでも西側諸国は
自分たちの保身にまわっているというのが
私の率直な感想です。
特にアメリカのイニシアティブが感じられません。
では。