須田一のブログ

ブログやめようかな?(笑)

老朽化設備稼働で見える日本社会の劣化

皆さま、こんにちは。

 

「電力需給ひっ迫注意報」発令中ですが💦

老朽化した火力発電所は

トラブル続きです。

 

www.youtube.com

 

www3.nhk.or.jp

 

私も以前水力発電所や

変電所の変圧器等に関連する

仕事をさせてもらっていましたが、

老朽化した設備の映像を見ても分かると思いますが

メンテも出来ず、

塗装面に錆が出ている様な

発電設備を

無理やり稼働させて

何とかしよう(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!

では、上手く行くはずありません。

 

電力需要が閑散な時期に

しっかりオーバーホールして

繁忙期に備えるのが

電力会社の設備投資計画には

組み込まれているものです。

しかし、東日本大震災による

原発稼働停止が

廃炉費用に

原発設備維持費や原発補償費で

体力の削がれた電力会社にとって、

老朽化した火力・水力発電設備を

メンテや更新するお金もなく、

また、

環境負荷の高い火力発電所を

新設する事にも二の足を踏んできた。

その上、

私のような

昔の発電設備に対応出来る

技術者も高齢化で少なくなり、

「一品モノ」の様な

設備の部品が

簡単に揃うはずもありません。

 

日頃使用する大切な電気が

発電~送電~顧客間

全てで傷み、

突然停電したり、

地下送電設備から出火したり、

今回の様な事態を招いたりする。

 

電気を生業にしている企業はもちろん

インフラと云う国民生活に欠かせないものが

支障をきたす事がない様、

国としても抜本的な対応が

求められる。

 

では。