須田一のブログ

ブログやめようかな?(笑)

米CPIが落ち着いたのはエネルギー価格下落が主要因

皆さま、こんにちは。

 

米国の7月CPIは市場予想を下回りました。

 

www.bloomberg.co.jp

 

8.5%上昇という数字が持つ意味は色々ありますが(笑)

マーケットは予想に届かなかったという事で

株高・ドル安・債券買いが進行した。

 

エネルギー価格が

今後も下落傾向が続けば

インフレ抑制に一役も二役も買いそうですが、

それも怪しいかもしれません。

 

www.reuters.com

 

欧州では

今冬を乗り切るために

天然ガス備蓄をせっせと進める各国政府。

それだけ見ても

原油需要が減る見込みはないと言ってよい。

産油国側の事情もあり

増産が容易ではない事も

原油価格が高止まりする可能性が高い。

アメリカでさえ、

中南米(ベネゼエラ等)からの原油輸入再開を

模索している訳で、

それを見れば、

多少在庫が一時的に増えようが

根本的な問題が解決したわけではないので、

需要増が見込まれ易い。

経済活動が停滞すれば(即ちインフレ抑制が効けば)

需要減もあり得るが、

これだけのCPIの高さでは

需要が極端に減る事は

望めません。

 

BOE(イングランド銀行)が打ち出した金融政策と同様の処置が

 

suda-san1.hatenablog.com

 

FRBにも求められる事に

なりそうです。

 

では。