皆さま、こんにちは。
昨日は
トルコ側の災害に対する
災害援助の話をしましたが、
今日はもう一つの被災国シリア側
特にアサド政権に反抗する
反政府組織が支配する地域への
支援の手が届かない事を
中東Al Jazeeraの記事で。
11年にも及ぶ
シリア内戦で疲弊し切った
クルド系住民の多くが避難していた地域を
襲った今回の地震です。
西側の経済制裁で
思ったように支援物資等も
得る事も出来ず
時間と共に更に困窮する事が
容易に思える事態です。
如何に経済制裁と言うものが
片方の側から見た
愚策である事がハッキリと
示されたと言っていい。
シリアの市民たちが
今まで以上に
命の危険にさらされる事態を見過ごし
忘れ去ろうともする様な有様では
国連を始めとした国際社会と云われるものが
如何に西側諸国に偏ったものであるかを
端的に示している。
その意味でも
分断は進まざるを得ない。
では。