須田一のブログ

ブログやめようかな?(笑)

薄くなったのは政策?それとも存在??

皆さま、こんにちは、そしてメリークリスマス。

昨日、今年最後の金融政策決定会合(2日間)&日銀総裁記者会見が昨日行われた。
日銀HPより
日銀総裁記者会見関連ニュース(NHK)

NHKではWEB上で記者会見の模様もライブ配信していたが、
事前に、政策の変更もサプライズもないという噂が出ていたため、
今回は視聴する事もなかった。

昨年9月に開催された会合で導入された「イールドカーブ・コントロール」。
俗に云う「量から質」に変化させた重大な会合でした。
日銀HPより

上記PDFファイルの項目3(2)には、
予想物価上昇率2%に達しないのは
① 原油価格の下落が原因
② 適合的な期待形成(簡単に言ったら「慌てて買わなくても安くなるだろう」と思う心理)
だと分析している。

それから1年余経った今、
①は価格の安定によって、物価上昇率2%に達しないというロジックから外され、
②は触れられる事も無くなったが、
以前、目標としている予想物価上昇率2%にこだわり続けている。

先日(12月6日)、田中直毅氏がラジオで日銀の出口戦略について語った。

予想物価上昇率2%へのこだわりが、
日本の金融機関の体力を奪い、
債券市場の異常な状態を継続させ、
より困難な出口戦略をしなければならなくなったと言える。

この尻拭いをするのは誰ですかねぇ~??
当の本人はやる気あるのかな?

任期は来年3月です。

では。