須田一のブログ

ブログやめようかな?(笑)

出来ると思う?

皆さま、おはようございます。

NHK NEWSWEBページで
2018年経済キーワードの特集を組んでいる。

1回目は「”適温”のうちに屋根なおせ!」というタイトルで
日本国家財政の危機と、農政の一貫性の無さを指摘していたが、
2回目は日本経済の成功体験からの脱却を込めて書かれているようだ^^。
NHKNEWSWEB2018年経済キーワード(2)

キーワードを3つ挙げて、各キャップの取材を基にした記事だが、
根本的な問題の解決が1つもない。

キーワード(1) 脱・成功体験では、
企業(特に大企業の)体質の活性化で締めくくっているが、
サラリーマン社長にそれが出来るとは到底思えない。
キーワード(2) 崖っぷちの”リアル”では、
ネット販売とリアル店舗の顧客争奪戦で、リアル店舗のこれからを
占っている様だが、米ウォールマートの様な変身を目指さなければ
どちらにしてもリアル店舗は、人口減のこの国では成長は望めない。
キーワード(3) DXでは、
DXを駆使して、売れるモノを作ろうという事ですが、
そのデジタル世界で、日本の製品が、地球の隅々まで浸透する様な
イノベーションを起こせるのだろうか?
(ここでも大企業の変革が言われるが、失礼だが出来ない)

近視眼的な経済キーワードなので仕方ないが、
ここは視点を変えて、「こだわり」・「頑固」・「信念」みたいな事を追求する事が
これからの日本を変える力になればと思っています。

スマホに干された「ガラケー」も、実は非常に使い勝手も良く、根強い人気があるし、
先日、発表された新型アイボも、海外展開も視野に入れている報道もあり、可能性を秘めている。
昨年のオーストラリア縦断ソーラーカーレースを見ても、
意外とこれからはソーラーカー?!って思うような、夢を感じたりと、
一旦、流行を過ぎたモノの中に、日本人が得意とする
製品の熟成(造りこみ)で進化を遂げるやり方(こういう事でも言わないと、お先真っ暗ですからネ^^!)、
こんなところにヒントが隠されているような気がします。

世の中のスピードに翻弄されない、日本にしか出来ない付加価値の創造(造成)、
島国ならではの感覚を磨く事も必要ではないか?思います。
いままでそれで、鎖国の時代(=江戸時代)とか生きて来ていて、
現代になっても、こうやってやれているのですから、間違えはないのでしょう(笑)。
(仮に間違っても直せばいい事ですから)

人の手で訓練を通じて得られる技術(蓄積・修練)は、まだまだロボットには出来ないと思っています。
日本はそこを見直さなければならない、「働き方改革」はそんな所からだと思います。

では。