皆さま、おはようございます。
訪日外国人旅行者数の推移は、
ここ5年で右肩上がりである事は、
ニュースでも報じられている。
「訪日客消費4兆5千億円 過去最高も目標は遠く」(産経新聞1/16付)
一方、政府は、
2020年には訪日外国人旅行者数を4000万人にしたい目標がある。
「訪日外国人旅行者の受入環境整備」(国土交通省下観光庁HPより)
昨年1年間に、
日本を訪れた外国の方々は、
3119万1900人(推計値)と発表された。
あと2年で目標である4000万人を達成するには、
1000万人弱の方に日本を訪問してもらわなければなりません。
この「1000万人」、なんと昨年一年の
ルーヴル美術館来場者数とほぼ同数なんです
「ルーヴル美術館が来館者数の最高記録を更新。2018年は1020万人が訪問」(美術手帖HPより)
今年は、ラグビーW杯開催、
来年には、東京オリンピック開催と
外国の方が訪問するキッカケとなる
イベントはそれなりにある。
しかし、受け入れ態勢と云えば
十分とは程遠い様です。
航空便発着枠不足に、
入国審査人員不足をはじめ、
受入れ宿泊施設も
民泊新法のゴタゴタ等もあり、
問題山積?にも見える。
年間9000万人訪問者が来るフランスの、
半分くらいは達成出来る?って思う反面、
繁華街や名所等からは距離を置きたくなる
自分がいる事も確かである。
また、ギリシャの様に、
観光のみが産業になる様では、
世界第3位の経済大国という看板が、
斜めに傾いている様に感じてしまいます。
では。