須田一のブログ

ブログやめようかな?(笑)

中国首脳外交と日本首脳外交の差-追記あり-

皆さま、こんにちは。

世界のニュースを見ていると、
各国の国営放送ではほぼ連日、
その国のトップの外交(誰と会談したとか)ニュースが流れる。

今日も中国CCTVでは、
フランス首相が、習近平国家主席と会談している模様が放映された。

新華社通信(Bing翻訳)

では、習近平国家主席は
どれだけ世界の首脳と会っているのだろう?

人民日報(日本語版)トップページ(http://j.people.com.cn/)より
画面右上検索にて「習近平 会談」と入力し検索をかけると、
1ページにつき20項目が表示されるので、
5ページ目の真ん中までだとすると、
今年だけで、80回程度首脳会談をこなした事となろう。

一方、わが国のトップ、安倍晋三首相はと言うと、

首相官邸「総理の演説・記者会見など」より

意外と少ない。
日米首脳会談が2回。
中東歴訪が1回。
日中韓ビジネスサミット・太平洋島サミット・日ロ首脳会談とそれに付随する日仏会談・G7。

これで日経新聞における
安倍内閣を支持する人で、
関連する質問として、何を一番支持するかを聞くと、
① 国際感覚がある(37%)
② 安定感がある(36%)
③ 指導力がある(22%)
④ 自民党中心の内閣だから(21%)
以下割愛
という結果に。

「国際感覚」を調べると、
weblio辞書「国際感覚」

だそうだ。

たくさん人と会ったから良いと言う訳ではないが、
G7以外でG7のトップと会ったのは、米・仏のみである。

「国際感覚がある」と答える世論調査の回答者は、
何を見てそう答えているのだろうか?
河野外相の方が、ずっとその感覚があると思うのは小生だけかな(笑)。

国際感覚と云えば、
先日ロシアで行われた『サンクトペテルブルク国際経済フォーラム』での
首相スピーチには閉口した。
小生ブログ「W杯決勝の夢は時差ボケで墓穴?-追記あり-」

そんな、重箱の隅を突くような事をしても仕方ないかもしれないが、
国会対応に感けて、国際感覚を磨く努力が足りないように見受けられて仕方ありません。

では。