皆さま、こんにちは。
昨日の、糸魚川での大きな火災、被害に遭われた方々の心痛、消防・警察関係者の御苦労、お察しします。
日本海にある低気圧に向け、南からの強風が、火元の中華料理店から北側に「飛び火」し、
次々と延焼したこの火災。
初期消火の大切さもありますが、地域の抱える問題も忘れてはならないような気がします。
糸魚川の商店街が、どの程度、実店舗として商いを行っていたかは定かではありませんが、
地方に於ける、極度の少子高齢社会は、その地域の防犯・防災にも影響が出ているのが現実。
昔は、町内会で「火の用心、マッチ一本火事の元！」って拍子木打ちながら言って、この時期になると町内を回っていたものです。
しかし、拙宅の周りでも、ここ１０年はそのような注意喚起も、消防団の訓練も無いのが実情です。
昔から大火は、非常に恐れられていたのですが、最近は住んでいる方々も、高齢で動けない、
若い方は忙しくて地域貢献が出来ない等の理由で、その土地土地に合った防災・減災の伝承が出来ていない。
自治体もいろんな手を考えて消防団員を募集しますが難しいのが現状です。
今回の大火も、他人事にはしないで、
まず自分から火を出さない、地域とのコミュニケーションをある程度取る等、
自らやって行きたいです。
では。
