皆さま、こんにちは。
記事内にはこの様に書かれている。
”世界のサプライ チェーンが地政学的な線に沿って分断された場合、ラガルド氏は、消費者物価が短期的には 5%、長期的には 1% 上昇する可能性があると警告しました。
ラガルド氏はまた、米国は世界貿易の主要通貨としての米ドルの役割を継続することを当然のことと考えることはできないと述べた。
中国、ロシア、その他の国々は、米国への依存を断ち切ろうとしています。
米国は、その優位性を利用して制裁を課そうとしています。特に、昨年のウクライナ侵攻後のロシアに対する依存が特に顕著です。
ラガルド総裁は、世界経済がさらに分裂し、効率が低下すれば、中央銀行がインフレを抑えるのが難しくなると述べた。政府の政策立案者は、サプライ チェーンの効率を改善し、エネルギーを節約することによってコストを管理する方法を見つけなければなりません。”
以前からあった分断の構図が
ロシア・ウクライナ紛争によって
一段と分断(分裂)が進んだという事です。
各国政府は
世界に張り廻らされたサプライチェーンの効率化と
エネルギー消費抑制に注力しなければならないと。
エネルギー等の代替先を見つけるのではなく
どう折り合いをつけ
温暖化を食い止める道に
繋げられるか?
戦争で利を得る事に特化し
そういった印象を持たれているトップ達が
本気で考え、実行してもらわなければ
何も変わらないと思います。
☆☆☆☆☆☆☆ 追伸 ☆☆☆☆☆☆☆
ラガルド総裁のスピーチ全文です。
中央銀行の役割をよく理解した
スピーチと言っていいでしょう。
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では。