皆さま、おはようございます。
無事、米大統領の引継ぎも終わり、新たな米政権が誕生しました。
就任式での式典参加者の少なさや、就任時の支持率等、前政権と何かと比較されますが、
地に足の着いた、良きアメリカらしい式典でした。
そんな中、ロシアがシリアの地中海側軍港の使用権（今後49年間）をシリア政府と合意した。
シリア内戦（騒乱）(2011年3月15日)が始まってからすでに6年余りが経とうとしています。
アサド政権は、内戦で疲弊し、ロシアの力を借りて停戦までこぎつけた。
その代償としてかも知れないが、ソ連時代から駐留しているタルトゥースを手中にした格好。
地中海でロシアが目を光らす事が出来るようになる可能性が高い。
また、今日のロシアＴＶで、昨年の天然ガス使用量が増えたニュースがありました。
ガスプロムのミレル氏とプーチン大統領が会談し、国内は2.5%増で、今年も増える予想。
輸出に関しては、ドイツ向けが10%増で、ノースストリームは極寒の中、フル稼働中だそうだ。
ＥＵ諸国（特に北側）は、ロシアからのエネルギー依存度が高く、
ある意味、首根っこ抑えられていると言っても過言ではない。
ポーランド・バルト3国のＮＡＴＯ軍駐留等は、西側の政策としてはあまり良いとは言えない。
対ロシア政策ももう少し対話路線に舵を切る方が、得策だと思うのは小生だけ？（今がチャンスだと思うが）
米新政権が新ロシア政策を打ち出した場合、中国同様、ＥＵも米新政権との付き合い方を考えなければなりません。
では。
